合格率は気にしない。合格者になることが肝心。

宅地建物取引主任者(宅建主任者)の資格がブームになったことがあります。バブル景気の絶頂期だった1990年、受験数が30万人の大台を超え、34万2111人まで膨れ上がりました。その後、減少を続けたものの、2002年以降は再び増加傾向に。不動産業界にとどまらず、金融業などの他業種、あるいは法律系の国家資格の登竜門として人気が上がってきたのがその要因のひとつです。過去10年の受験者数と合格者数、合格率の推移を提示しておきます。

[受験者数、合格者数、合格率の推移]
年度 受験者数 合格者数 合格基準点? 合格率
2000年度 168,094 25,928 30 15.4%
2001年度 165,104 25,203 34 15.3%
2002年度 169,657 29,423 36 17.3%
2003年度 169,625 25,942 35 15.3%
2004年度 173,457 27,639 32 15.9%
2005年度 181,880 31,520 33 17.3%
2006年度 193,573 33,191 34 17.1%
2007年度 209,684 36,203 35 17.3%
2008年度 209,415 33,946 33 16.2%
2009年度 195,515 34,918 33 17.9%

このデータを見ると、2001年度の受験者数が最も少なく、徐々に回復して現在は20万人前後。合格者数は3万人を超えており、合格率は18%前後を記録しています。何としても「合格者の一人」になることが肝心なのですが、着目すべきは“合格基準点”。
ここ数年の平均は33~35点ぐらいでしょうか。国家資格の試験では、年度ごとに難易度が変動し過ぎないように注意を払い、このような基準点が発表されるのはよくあるケースです。宅地建物取引主任者の試験は50点満点ですから、70%正解すればクリアできる、そう考えて準備を進めるべきです。

そして、上司から教わったフォーサイトの資料にも同じことが書いてありました。“合格ラインを狙う”──これはフォーサイトの通信講座が常にテーマとして捉え、テキストづくりやカリキュラムに活かしていることなのです。